アトピスマイルクリームの全成分と注意すべき7つの成分とは?

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お米から生まれたアトピスマイルは、荒れた肌を整えて、
皮膚をすこやかに、うるおいの肌にしてくれます。

でも、そんなアトピスマイルは、子供から高齢の方まで
使って大丈夫なのでしょうか?

ここでは、アトピスマイルの全成分の安全性と
注意点を徹底調査しました。
参考にしてくださいね。

アトピスマイルで注意すべき成分とは?

まず、はじめに全成分を確認しますね。
アトピスマイルには、次のような成分が含まれています。

【有効成分】ライスパワーNo.11(米エキスNo.11)
【その他の成分】・水、・1,3-ブチレングリコール、・2-エチルヘキサン酸セチル、
・濃グリセリン、・ステアリン酸、・ミリスチン酸オクチルドデシル、
・ホホバ油、・オリブ油、・トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、
・ベヘニルアルコール、・ショ糖脂肪酸エステル、
・モノステアリン酸ポリグリセリル、・マルチトール、
・メチルポリシロキサン、・N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、
・バチルアルコール、・メチルパラベン、・天然ビタミンE、
・L-アルギニン、・キサンタンガム、・プロピルパラベン、
・ブチルパラベン、・エデト酸二ナトリウム、L-セリン、
・疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
・アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、
・2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、・グリチルリチン酸ジカリウム、
・ヒアルロン酸ナトリウム(2)

たくさんの成分が含まれていますが、【その他の成分】では、29種類になります。
【有効成分】として、ライスパワーNo.11(米エキスNo.11)含まれていますので、
全成分は合計30種類になります。
ライスパワーの【有効成分】については、トップページの記事に記載しておりますので、
ここでは、【その他の成分】の29種類を調べてみました。
少し多いですが、安全性に注意すべき成分をチェックしますね。

注意すべき成分として挙げたのは、合成界面活性剤、防腐剤などの
気になる安全性の観点からチェックしました。
これ以外の成分は、基本的に安全性において
問題はないものと考えられています。
ただし、アレルギーの方は、注意してくださいね。パッチテストをおススメします。
すべての29種類の成分を調べた結果、
注意すべき成分が7種類見つかりましたので、含有量の多い順から並べてみます。
  1. ショ糖脂肪酸エステル、
  2. モノステアリン酸ポリグリセリル、
  3. N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、
  4. メチルパラベン、
  5. プロピルパラベン、
  6. ブチルパラベン、
  7. エデト酸二ナトリウム、

アトピスマイルの注意すべき7つの成分の安全性は?

上記のように注意すべき成分として、7種類がありました。
それでは、ひとつずつ見ていきますね。

合成界面活性剤3種類の安全性は?

はじめに、合成界面活性剤が3種類ありますのでこれらを調べてみました。

①ショ糖脂肪酸エステル(合成界面活性剤、乳化剤)

植物由来の成分で、油性ですが、少しの水に溶けます。粘性が高いので、皮膚との密着に優れています。
化粧くずれを防ぐなどの目的で口紅やファンデーションなどの化粧品に配合されています。

昔から化粧品に配合されてきた成分で、皮膚刺激や毒性はほとんどなく、
皮膚アレルギーもないので、現在、安全性の高い成分だと考えられています。

②モノステアリン酸ポリグリセリル(合成界面活性剤、乳化剤)

天然植物由来の脂肪酸を含む非イオン性界面活性剤です。
食品・化粧品にも乳化剤として使用されている比較的安全性の高い成分で、お肌の潤いを保つ働きもあります。

非イオン性界面活性剤ですので、イオン活性剤と違い肌に浸透しにくい特徴があります。
現在、界面活性剤の中では刺激が少なく安全性が高いと考えられています。

③N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム(合成界面活性剤、洗浄剤)

微生物発酵のグルタミン酸ナトリウムと天然植物由来のアミノ酸系洗浄剤(アニオン界面活性剤)です。
適度な洗浄力があり、皮膚と同じ弱酸性を示します。
心地よい肌触りを与えて、使った後は、なめらかな感触が得られます。

皮膚刺激性はほとんどありませんが、まれに軽度の眼への刺激が起こる可能性があります。
現在、石鹸のような重大なアレルギー(皮膚感作)の報告もないため、安全性の高い成分であると考えられています。
いずれの界面活性剤も安全性の高いものでしたが、わずかに目への刺激がある可能性があります。
目に入らないように注意してください。

防腐剤4種類の安全性は?

次に防腐剤を調べてみます。
4種類の防腐剤が微量に入っています。(含有量はわかりません)

①メチルパラベン(防腐剤)

広い範囲の微生物に殺菌力をもっている防腐剤です。他の防腐剤と比べてはるかに毒性が低く、肌刺激や過敏症も少ない。
安全性や配合のしやすさや優れた抗菌効果から、化粧品用の防腐剤として非常に多くの製品に使用されています。

日本国内の配合量において、皮膚刺激性や眼刺激性が起こる可能性はほとんどありません。
アレルギー(皮膚感作性)に関しては、正常な皮膚の方はアレルギーが起こる可能性はほとんどありません。
多くの化粧品に配合されて重大なアレルギーの報告も見当たらないので安全性の高い成分だと考えられています。

②プロピルパラベン(防腐剤)

非常に広い範囲の微生物に殺菌力をもっている油溶性の防腐剤です。
化粧品などで防腐のため、プロピルパラベンは、メチルパラベンなどと併用されています。
それぞれの含有量を減らしても防腐効果が向上するため併用されます。

皮膚刺激性や毒性および眼刺激性はほとんどありません。
現在、アレルギ-反応(皮膚感作)の起こる可能性も低く、安全性の高い成分であると考えられています。

③ブチルパラベン(防腐剤)

水にはほとんど溶けない油溶性の防腐剤です。
パラベン類の中では抗菌性が最も高い防腐剤で、ほかの成分と併用されています。

化粧品適正使用上限範囲において皮膚刺激性や毒性および眼刺激性はほとんどありません。
アレルギ-反応(皮膚感作)の起こる可能性も低く、安全性の高い成分であると考えられています。
ただし、バリア機能の壊れた皮膚、ダメージのある皮膚の方はごくまれにアレルギー反応(皮膚感作)が起こる可能性があります。

④エデト酸二ナトリウム(キレート剤、殺菌防腐剤)

化粧品では、金属イオンを不活性化する目的で配合される物質(金属イオン封鎖剤)が配合されています。
この成分は、硬水を軟化したり、微生物を殺菌したりするなどの目的で石けんや化粧品などに利用されています。

皮膚刺激性や毒性および眼刺激性はほとんどなく、アレルギー(皮膚感作)の起こる可能性も低いと考えられています。
化粧品に配合される範囲内においてpHが調整されたものにおいては、安全性の高い成分であると考えられます。
注意すべき主な成分を紹介しましたが、どの成分も現在、安全性が高いと考えられているものでした。
アトピスマイルに配合されているパラベン類は、いくつものパラベンを少量ずつ配合することでなるべく肌に負担がかからないようにしていますね。
ただし、目に入らないようにする、炎症などを起こしているダメージのある皮膚には使わないようにしましょう。
どうしても心配な方は、パッチテストをしてみることも検討してください。

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